地元福岡の活性化に一役買った経営者

言ったことは必ずやり遂げる…それにはよほどの信念と行動力が必要でしょう。2013年に存続の危機が伝えられていたJリーグのアビスパ福岡。その再建に手を差し伸べたのが福岡出身であるアパマンの社長でした。

・チームの再建と世界の強豪チームとのパートナーシップ

アビスパ福岡の経営危機は深刻で、あわやJリーグを退会せざるを得ないというような事態に瀕していたといいます。多くの人が何とか存続させたいと支援を行う中、アパマンホールディングスのグループ企業から、多額の出資があったことで危機を脱し、経営再建へ進むことができたそうです。それは、アパマンの社長である大村浩次が福岡出身であるということや、アパマンの創業が福岡だったといった経緯もあり、福岡の経済界からの勧誘もあって実現したことでした。その間大村浩次はFCバルセロナとのパートナーシップ契約を結ぶなど、周囲が驚くような難易度の高い挑戦をもやりとげたといいます。パートナーシップを結ぶことで、地元で世界のチームとの試合が見られるのではないかと、さまざまな期待を呼んだことでしょう。実際数々の取り組みも実現しているようです。

・チームの再建は地元への恩返し

地域社会への貢献を経営理念にあげているアパマンにとって、培ってきた技術で社会に役立つ仕組みやサービスを提供することは、当たり前のことだったようです。危機に瀕したサッカークラブを救ったのは、周りが考えるほど特別なことではなかったのかもしれません。
地元へ何か恩返しをしたいと考えていたという大村浩次は、ぜひとも支援を行いたいと情熱をもって話していたといいます。支援を受けて再建してきたアビスパ福岡はその後2016年シーズンにはJ1昇格を果たすなど、地元を盛り上げることに貢献しているようです。

・試合観戦も欠かさない

睡眠時間もおかまいなしに、とにかくよく働くと、周囲の人々を驚かせるほどの大村浩次ですが、しかしアビスパ福岡の試合観戦は忘れないといいます。経済支援にとどまらず、チームの応援もし続けたい、という強い思いがあるのでしょう。アウェーの試合では一般の応援席の中で観戦するということからも、チームを大切に気にかけていることがうかがえます。そこからは責任感や几帳面さといった人柄も感じられるでしょう。しかし何より地元に貢献したいという強い思いがあってこそ、そうした行動に移すことができるのかもしれません。アパマンという大グループのかじ取りを長年にわたり行ってきた経営者は、手掛けるすべてのことに全力を注ぎ常に情熱をもってすすめていく熱い人柄のようです。

どんな時代のどんな局面でも、大きな舵取りをしていくことにはそれなりのエネルギーが必要でしょう。地元への強い愛情と貢献したいという情熱で、アビスパ再建への手助けをし、時代の先を行き多くのビジネスでこれからもアパマンは躍進していくのかもしれません。